考えの根本はすべてを一体として考える

サイトのコンテンツは、構造上わかりやすいように分野ごと(つまり電気、農業、医学などのこと)に分割して記述してありますが、元々は一つの考えから生まれています。東洋医学や自然農法にも通ずる考えだと思うんですが、つまり、

「自然に沿いつつ、社会と協調し、同時に自分にとって大事なことは何か、そしてそれらを実践するためにはどうすればよいのか?」

という観点から、必要だと思うものを抜き出しています。人によって集中すべき分野の優先度は変わると思います。「学ぶ概要」でもすでに紹介しましたが、管理人の概念図をもう一度下記に載せます。考え方は時間を経るごとに変わっていくと思いますので、あくまで2013年度時点の図です。

世に対する概念図

繰り返しになりますが、人が生きていく上で最低限必要なのは衣食住+楽しむことで、そしてそれらを支えるのは、健康であり、お金であり、動機であり、労働と考えています。

ちなみに、私にとっての上記カッコ内の質問の答えは、次の通りとなります。
問:自然に沿いつつ、社会と協調し、同時に自分にとって大事なことは何か、そしてそれらを実践するためにはどうすればよいのか?
答え:
大事なこと=「答えに沿って生きること
実践するために=「学び考え続けること

個人的に生計を立てるためにも優先すべき分野は、パソコンや電気です。元々大学で電気工学とコンピュータ工学が専門だったことが理由です。後、海外の大学で学びましたから、今後は仕事に英語も積極的に活用していきたいと考えています。

自ら自信の持てる専門分野を持つことは重要です。ただ、一方で専門勉強だけでは駄目だと思っているので、個人的に幅広く学んでいます。縦割りになりがちな知識をできるだけ水平思考で考えられるような能力を身に付けられるようになりたいです。

夏目漱石が明治時代に、社会の極端な欧米化と並行して、学問が専門知識に偏る世の風潮やその問題点を指摘していたこと(「私の個人主義」より)を参考にさせていただき、一体として総合的に学ぶことに興味を持ちました。

現代の作家では、自然農法で知られる川口由一さんや自然卵養鶏で知られる中島正さんの書籍からも一部参考にさせていただきました。

所謂、専門家ならぬ総合家ですね。狭く深く学ぶのではなく、広く浅く学ぶ感じです。終わりがない学問ですから、生涯学習と言えると思います。